出産の方法

自然分娩
家庭出産の長所と医療施設の安全管理の長所を生かした、それぞれのお母さんに合わせた自然な出産を支援します。
無痛分娩24時間365日対応
ご本人の希望で無痛分娩も行っております。ご希望の方は健診の際にお申し出ください。普通分娩に加算(税込100,000円)です。
帝王切開
腹部を切開し胎児を娩出する手術です。自然分娩が困難な場合や母児の安全を考慮して必要がある場合に行います。

出産の流れ

出産前

自宅のようにくつろげるお部屋でゆっくりとお過ごしいただけます。また、アロマバスで癒しの時間もお楽しみいただけます。

出産

出産を終えるまで助産師が側で付き添い、安心してお産に臨んでいただけます。家族のリモート参加も可能です。

出産後

出産後は母体の回復を優先しておりますが、ご本人の意思を尊重しながら今後のことについてゆっくり決めていきます。

ベビー室

生まれたばかりの赤ちゃんを
24時間サポートいたします。

里帰り出産について

妊娠9ヶ月頃までに当院への受診をお願いしております。里帰りの日程がお決まりになりましたらお早めにお電話ください。

さい帯血について

さい帯血とは、胎盤とへその緒(さい帯)の中に含まれる血液のことです。

なぜ、さい帯血が必要なのか
さい帯血の中には、赤血球、白血球、血小板などをつくりだす細胞(造血幹細胞)がたくさん含まれています。そのため、骨髄と同じように移植に用いることにより、治療に役立てることができます。
さい帯血は次のような病気の治癒に用いられます。白血病や遺伝病など、造血幹細胞移植により、治療可能な病気の治療に用いられています。また最近では、民間バンクに保管された自己さい帯血を用いての脳障害をはじめさまざまな病気に対する治療や研究がすすめられています。
さい帯血バンクとは
「さい帯血バンク」とは、さい帯血を白血病などの血液の難病や重い遺伝病などの病気の治療に役立てるためのお手伝いをする組織です。さい帯血の採取・検査・分離保存・医療機関への供給、さらに保存さい帯血のデータの管理など、医療行為を除く作業を行います。
公的バンクと民間バンクの違いは?
公的バンク
わが国では日本さい帯血バンクネットワークに加盟する10ヶ所のバンクが善意で提供していただいたさい帯血を保存しています。献血と同様に、金銭的な自己負担はなく、さい帯血移植が必要な患者さんに使用されることを目的としています。提供したからといって、優先的に使用できるということはありません。
当院では福岡県赤十字血液センターさい帯血バンクと提携しています。

民間バンク
生まれてくる子どものために自己負担でさい帯血を保存します。兄弟姉妹や家族のために使うことができる場合があります。当院ではステムセル研究所と提携しています。

さい帯血バンクにご協力いただける場合は入院前に諸手続きがありますので、妊婦健診時にスタッフへお申し出下さい。